まい だいあり~

日々の何気ないできごとを綴っていきます。

丈夫なのが誇りのランドセル

今振り返ってみると、ランドセルの丈夫さというのは

かなりのものだと改めて思います。

小学生の間はずっとそれを使うわけですから、

すぐに壊れてしまったのでは困ります。

基本的に替えのきくものではないですし、

6年間壊れずにいてくれなければ弱ってしまいます。

ただ、そうした大切な物であるにもかかわらず、

あまり大事に扱っていなかったように思います。

特に小学校低学年のころは元気があり余っているので、

家に帰ると投げ捨てるようにして置いていましたし、

あまり行儀が良くありませんでした。

そして、そのたびにランドセルには

多大なる負荷がかかっており、

それで良く壊れてしまわかなかったなあと思います。

6年間も経てばまったく傷がつかないというわけでは

ないですが、それでもちょっと擦れた傷がつくくらいで、

それ以外は丈夫さを保ったままだったのですから

本当に立派です。開閉部分は磁石になっている金具で、

その部分も壊れておかしくなかったのですが、

6年間何のトラブルもなく乗り切ったのはまさに奇跡です

小学生のころは、自分がそんなに丈夫な持ち物を

使っているのだということを、

まったく自覚していました。

親から買い与えられたそれは学校へ

行くために必要な物ではありましたが、

だからと言って特別大事にするという意識はなかったです。

また、それは決して私だけの考えではなく、

他のクラスメイトも似たようなものだと思いました。

結果的に6年間使い続けたわけですが、

それを歳の離れた弟にお下がりで使わせるかどうか

家族会議が開かれました。

しかし、さすがに新1年生にお下がりの物を

使わせるのはかわいそうだということになり、

弟には新品のものがプレゼントされました。

今考えれば、丈夫であるということは

とても素晴らしいことですし、

壊れなかったことで小学生時代の思い出の品として

後々まで残すこともできます。

ですので、ランドセルの丈夫さというのは

もっと評価されて良いですし、

それこそが誇るべき点だと思います。